アッシュ系に特化した 」と言う事で、先頃発売されたカラー剤を検証してみました
その前に...
前処理のトリートメント
毛先にハイライトを入れて、デザインに立体感を出す工程から
ランダムな動きを演出するために、フリーハンドで明るくしたい箇所だけに薬剤を塗布するバレアージュと言う技法です
次は、新生毛の黒髪の明度を上げていきます
頭皮に近い根元部分は、体温の影響で早く明るくなってしまうので、その上の部分を先に塗布します
先ほど塗布した部分が少し明るくなってきた頃を見計らって、根元と毛先にそれぞれ違うカラー剤を塗布します
毛先部分は、すでに明るくなっていて脱色の必要がないので、ダメージが少ない薬剤を使います
サロンカラーでも「 髪が痛まない 」と言う事はありません
痛むと言うのは前提なんだけど、前後のトリートメント処理や、使用する薬剤の選定、薬剤塗布のタイミングを的確にする事でダメージを軽くする事ができます
照明が明るい側と暗い側を比べて見てみました
バレアージュで入れたハイライト部分はよりしっかりと色味が入ってますね
施術はシオコが担当
モデルはカオリンでした
日本人は硬毛の方が多いので赤系に傾きやすいです
カオリンの髪質は硬い方ではないけど、アッシュ系は赤みを消す効果があります
それと、暑い夏は涼しげに見せる効果もありますね
今回は明るめの薬剤での検証となりましたけど、なかなか良い感じの色味が出たんじゃないでしょうか